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前未来的語り部

懐かしい現在

いいねよくないね

Twitterのトップに立ってる人間はビジネス志向で、概念を取り扱うセンスがないらしい。

お気に入りをいいねに変えた時点でその傾向があることは明白だ。

なんでもいいねの時代になぜ天下のTwitterが「合わせよう」とするんだ。迎合しないで自信持てよ。

CEOが創始者のドーシー氏になったからこんなに変革されてるんだな。

アップルの場合は創始者が戻って哲学・ビジネス共に良くなったけど、Twitterは哲学を捨ててビジネスに傾いてるように見える。

しかし経営が厳しいのも事実。塩梅は難しいとは思うが、ドーシーさん頑張れ!

そもそも株式会社っていうシステムに大きな欠陥がある。収益を得られそうなアイディアでなければ代表をすげ替えられるんだからね。

全然クリエイティブじゃないよ。危なくなったらどっかに逃げられるポジションの「株主」が最終責任者なんだからさ。

この仕組みもなんとかしないとね。

子どもたちが好きなのは「みんながしあわせに暮らす話」ではなく、「みんなが死にそうになる話」なのである。(@内田樹『「おじさん」的思考』)

滅び行くものを美しいと感じる。それが至って自然なことであることを私たちはしばしば忘れる。

正しいかどうかじゃない。そういう傾向があるのだ。


しかし本当に滅びてはならない。それがどんなに必要なものであったかを思い出すために、一時的に「お気に入り」の星が姿を隠し、毒々しい「好意」の重力を孕んだ「いいね」のハートが現れた。
人々は「いいね」の過剰な意味性を忌み嫌い、他のサービスにも影響を及ぼす事になる。

「いいね」も「安保法案」も同じだ。代替案を出せって言われる。
そんなの簡単なことさ。

元に戻せ、だ。

コアユーザーは「お気に入り」の方が柔軟性があってお気に入りなんだけど、新規ユーザーは「いいね」の方がとっつきやすくていいねと思ってるんだ。
http://www.huffingtonpost.jp/techcrunch-japan/twitter-iine_b_8475836.html

「いいね」問題はTwitterを素人向けにするか玄人向けにするかっていう構造だ。

でも素人の導入のための仕組みは一定の期間が経過したら終わらせるべきだ。

多分僕がTwitter代表なら「基本はお気に入りでキープするけど、たまに『いいね』を出現させる」という形に落ち着かせる。


「いいね」は一つのキャンペーンにすればいい。たまにハートになるという周期を認知した上でなら、コアユーザーたちも快くその期間を受け入れるだろう。

恒久的な変化ではなく一時的な変化という文脈にすれば、きっとTwitterはもっと盛り上がるしユーザーも増える。

少なくとも、「いいね」と「お気に入り」を行き来させるというアイディアを実行に移したサービスは僕の知る限りではまだ存在しない。

個人的には是非ともTwitterソーシャルメディアに新しい風を吹かせるのを見てみたいものだ。

やっぱりTwitterを使い続けているユーザーたちにとってはお気に入りとリツイートの方が使いやすいのだろうな。

だが残念なことに運営が問題にしているのは「使おうと思ったけど続かなかった人たち」の意見。

その人たちをターゲットにした投票があれば運営に響くはず。

ただ僕が思うのは、そもそも新規ユーザーの流入がないと、既に沢山のコアユーザーの心を掴んでいるTwitterというサービスでさえも存続が危ぶまれる、今のWEBにおけるシステムなのではないかということ。

例えるならなんで常連さんがたくさんいる老舗の喫茶店が潰れなくちゃいけないのか。