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前未来的語り部

懐かしい現在

妄想したっていいじゃない

そうか、妄想はしたっていいんだ。

そもそもなぜ妄想が「妄想」になるかというと、想像したことが現実になる可能性が低いからだ。

「ああ、アイドルとか女優と付き合ってみたいなあ」

という呟きが「妄想」とされるのは、その人が実際にそういった人たちと付き合える可能が限りなく0であり、また本当に実現させようとする気概もないからだ。

立場の問題や技術の問題で実現できないような「妄想」はこの世に五万と溢れている。妄想は一時的なアイディアだ。それはとっても良いアイディアのはずだ。だから妄想は実現に向けて自分や周囲に働きかけるべきだ(それが悪いことでなければ)。

しかし、そんなことはいきなりできたものではない。

だって「現実」という重りが妄想には絡みついているからだ。だから僕はこう思うのだ。

妄想は一旦諦めていい。しかし、どんなに些細なことでも、努力をやめてはいけない。マラソンというのは「ほんのちょっとしか進むことのできない一歩の膨大な集積によって、一定の時間内に生身の人間が移動できるとは到底思えない距離を走る1つの奇跡」である。

妄想は一度部屋の隅にでも寝かせておけばいい。その代わり、ちょっとでもいいから「昨日よりマシな自分」を毎日つくるんだ。それは必ず「準備」になる。準備があればチャンスは来る。そしてそれは必ず自分以外の人によってもたらされる。

そのとき、かつての妄想は純度の高い「目標」となっている。

びっくりするさ。だってあのときの「妄想」が、いつのまにか手の届く範囲に来ているのだから。

まさに時空を越えたワープである。

「夢を持つ事が大事」という命題には賛否両論があると思うが、これだけは言える。

 

妄想を現実にすることは可能だ。